早嶋です。
日曜と月曜の2日間、三浦のリゾートホテルにて某企業の戦略会議に参加しています。早嶋の担当は、戦略の全体像の方向つけとファシリテーションです。
今回のチームは総勢14名で互いにはじめて同士の方もいました。クロス・ファンクショナル・チームのイメージですが、社内外の人たちが交じり合っています。
日曜は終日、ビジョンとメイン商品のコンセプトの刷り合わせを中心にファシリテーションをさせていただいたのですが、改めて心理学者タックマンのモデルを実感する事ができた1日でもありました。
タックマンは次のように言っています。組織は形成(フォーミング)された後、すぐに機能(パフォーミング)するのではなく、一度、ストーミング(混乱・対立)があり、その後ノーミング(統一)が進み始めて機能すると。
ファシリテーションをしているとき、ストーミングの状態になると正直ビビリます。しかしぐっとこらえて、タックマンのプロセスをイメージしながら、その状況を楽しむごとくノーミングの時期を探るのです。会議の中でストーミングがある時と無い時を比較すると、明らかにあったほうが組織の団結が深まり良いアウトプットが生み出されます。つまり、いい会議が出来るのです。建設的な意見の対立は、ファシリテート側でドンドン誘発させることが必要で、その時期・タイミングが会議中には必ずやってくると思います。