物より思い出

2008年3月28日 金曜日

早嶋です。

今朝、アディダスジャパンから次のような電話がありました。「アディダス・ランニング・ヘルプ・ディスクです。・・・」

help desk実は、明日行われる「足の診断」の事前確認の電話でした。「adidas RUNNING HELP DESK」とは、アディダスジャパンが早嶋の足を診断してくれるという素晴らしいイベントです。先日、天神のアディダスショップに立ち寄った際に、情報を入手し、その場で予約しました。

イベントの内容ですが、フットスキャンと呼ばれるマシーンを使って、個人の走り方のくせや体重移動の推移、負荷のかかり具合から指の使い方までを事細かく診断してくれるのです。その後、的確なシューズの提案をしてもらい、再び走行チェック。ここまでしてもらえれば、たぶん、シューズをその場で買うのでは?と思います。

ところで、これまで全身ナイキで揃えていたので、当然、アディダス・グッツは1つも持っていません。イベントに申し込みするときに、「僕、全身ナイキですが構わないですか?」と。すると店員さん、「もちろん、大丈夫です。普段、走られる格好で診断していただきます」と。なんと寛大な。

しかし、既にその日からアディダスのことが気になっていました。「流石に、全身ナイキはまずいかな・・・。」たまたま、近くのランニング専門店でセールをしていて、ふと立ち寄り、手に取ったアディダスのトレーニングウェアが激安価格、そこでの行動は容易にに想像が付きますね。

個人のブランドロイヤリティは、以外にもろいものだと思いました。これまではナイキ一色だと思っていましたが、場合によってはアディダス全身もありなのではと。この心境の変化は、アディダス・ランニング・ヘルプ・ディスクへの申し込みがきっかけです。そして何よりも店員さんの一言、ナイキでも何でもOK!という気前の良さがストレートに響いたと感じます。

近年、モノが売れない!と嘆く方が多いですが、ヒトはものを求めているのではなく体験や経験を購入しているのです。モノは、その経験や体験を行うための一つの手段にしか過ぎないのです。そのように考えると、アディダスの店員さんの一言も商品の一部で、たぶん、診断後にシューズを購入するであろう消費者の一連の体験の序章だったのではと思います。

既に、何か買う気満々ですが、全身ナイキから全身アディダスの変身もあるかもしれない明日のイベントが楽しみです。



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