4つの人材

2008年1月16日 水曜日

早嶋です。

人材という字を次の4種類で表記する方がいらっしゃいました。人財、人材、人在、人罪です。なんとも良く表現した字だと思いました。

人財。前職の横河電機は人を大切にする会社でしたので、常に人財と表記されていました。会社にとって財産になる人、つまり貢献する人です。

人材。多くの会社では、このように表記していますね。企業がミッションを遂行するために欠かせない人です。人財と人材は財産を強調したり、人の重要性を強調したりするときに使い分けられていると感じます。

人在。これは、ネガティブな要素ですね。会社の人材であるけれども、価値を生むこともなく、損ねることもない、という皮肉がこめられています。ただ居るだけの人です。

そして、人罪。ストレートすぎで怒られそうですが、会社にマイナスの影響を与える人です。

仕事の成果をWillとSkillの積で表現するとしたら、成果=Will×Skill。もし、Willの部分がネガティブだったら、成果はマイナスになります。これは、ひょっとして人罪になるかもしれません。

マネジメントコントロールの3つの視点のうちの「意欲のレベル」は十分に高いか?は、仕事の成果に対しても大きな影響を与えるのです。



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