休日の数

2008年1月12日 土曜日

早嶋です。

近年、連休が多いですね。これも、休日の拡充が経済の活性化につながると言うことで、成人の日、体育の日、海の日、敬老の日などが決まった週の月曜になったおかげでしょう。

では、日本の休日は世界のそれと比較して多いのでしょうか?少ないのでしょうか?Webでいろいろと調べたところ、日本の法廷上の休日は、元日から天皇誕生日まで15日間ありました。この数値を元にざっくり海外の休日と比較したら、仏国11日、米国10日、英国8日と先進国の中では最も多いです。

しかし、海外の人と仕事をしていると、どうも、海外の人の方が休日が多いような気がします。これは、何故でしょうか?おそらく、有給休暇がキーになると思います。日本での有給休暇の年間取得日数は厚生労働省の調べによれば平均で8.8日(02年調べ)、米国13.1日(97年調べ)、英国25日(01年調べ)、仏国25日(92年調べ)と先進国の中で最も少ないのです。実際、ヨーロッパの企業はバケーションという印象で長期間の休暇を取るイメージがありますよね。

上記は有給休暇の付与日数の差異もあるでしょうが、有給休暇の取得率が最も影響すると思います。上記の厚生労働省の資料は、日本だけが有給休暇の取得日数で他の国は付与日数として表記されていたからです。日本では、有給休暇の制度自体があっても、実際に取得する日数が短いというのが現状のようです。一方、他の国での有給休暇の取得率は非常に高いのです。

早嶋も以前の会社に7、8年勤めていましたが、退職するときで消化できなかった有給休暇の日数が20日以上ありました。早嶋は、働きながら長期休暇を取って大学に行っていたにもかかわらずです。となると、やはり日本の企業では有給休暇を取得しにくい雰囲気があるのでしょう。

これが背景で、日本は他の先進国よりも休日を増やしていると考えると国民性をあらわしているな!と感じます。かってな仮説ですが、みんなが一生に休めば、会社を休みやすい。それで休日の数を増やそうじゃないか。有給休暇なんて、どうせほとんどの社員が取らないからね、です。

さて、皆さんは有給休暇、しっかりとってますか?



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