マウスピース型矯正

2020年10月14日 水曜日

早嶋です。

歯科のコンサル界隈では「マウスピース型」の矯正が人気のようです。こちらのターゲットは審美目的の20代から40代の女性でしょうか。矯正を自分自身が行っている観点から考えて、マウスピースで矯正できるのか?と歯科医院複数に聞いてみました。まぁ当たり前ですが程度によるようです。

一方で、仕組みを聞いて納得です。私はマウスピースの矯正はクイックルワイパーみたいなものだと理解しました。

つまり、審美に興味がある方は既に実は綺麗な歯並びをしているが、もっと何か自分の中の理想を求めている。そこで、マウスピース矯正をすることでその自分の理想に近づけるという思いを購入している。

クリックルワイパーを購入してヘビーで使用する層は、そもそも掃除機をかけて常にきれいにしている。しかしちょっとのホコリや汚れが気になり、その時に掃除機を出すのは面倒。そこにクイックルワイパーを投入というジョブを解決しているのです。

となるとマウスピース矯正はどのような立地条件でもOKというわけにはいかないでしょう。福岡で考えると筑紫野市や春日市などの住宅街隣接の歯医者さんでは、そのような層が来院する可能性は極めて低い。一方で博多や天神などのエリアでは、審美を求めてわざわざ人が集まる可能性が高い。これは例えコロナであってもわざわざ行くのが心理なのかな。

ということで、マウスピース矯正を行いたいと思っている先生は、顧客層と立地条件は大切になると思います。これが合致すれば、初期投資300万〜400万でも4症例か5症例の実績があれば回収はできるかと思います。ただ、この手の治療はあるいみブームがあり、数年立ったら廃れて終い、また新しい商品開発が業界から行われると思います。常に、ブームに敏感であるのも美容業界の特徴ですよね。



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