5つの質問

2007年11月8日 木曜日

早嶋です。

本日は、午前中、ボンド大学関係の用事でオーストラリア領事館に行った後、その足で佐賀県呼子へ。近くの商工会が主催する経営研究会のファシリテーターを勤めてきました。参加者皆さん、次週もよろしくお願いします。

経営戦略と言う事で、マネジメントの発明者として名高いP.F.ドラッカーの5つの質問に即してディスカッションを行いました。

 1.我々の使命(仕事)は何か?
 2.我々の顧客は誰か?
 3.顧客は何を価値あるものと考えるか?
 4.我々の成果は何か?
 5.我々の計画は何か?

我々の使命は何か?経営者が事業を行う上で一番に考えるべきことです。そもそも、何のためにのその事業を行っているかという思いを形にする事が大切です。そして、経営者の強い思いを社員で共有するために、これを形式化することも重要です。

我々の顧客は誰か?顧客を明確にする事によって事業ドメインが明らかになります。ドメインが明確であれば、経営は行いやすくなります。

顧客は何を求めているか?顧客はそもそも、何に価値を抱いているのでしょう?
経営者として明確に認識しておかなければならない事です。顧客は何に価値を抱き、その先には何を求めているのか。これを考える事で、どのような視点で顧客を見るべきかが明確になります。これを考えるためには、世の中の変化に敏感になる必要があります。そして、当然、顧客に耳を傾けるようになるでしょう。

我々の成果は何か?何のために事業を行い、何処まで実現したいのか。目標を明確にもてれば、何処で集中して、どこを切り捨てるかがはっきりします。ドラッカーは、この決断が事業を伸ばすとも言っています。

我々の計画は何か?ビジョンを実現するためにどのような計画で、どのようなスケジュールで実現するのか、具体的にする事は何なのか。これを明確することによって、事業が行いやすくなるのです。

様々な経営者の話を元に、有意義なディスカッションを終えることが出来ました。感謝!



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