早嶋です。
GFKグループの日本法人、ジーエフケーマーケティングサービスジャパンが、07年4月~9月期の家電製品のメーカー別満足度を発表しています。
この結果を見ると、アップル強し!です。アップルはデスクトップPC、ノートPC、デジタルポータルオーディオの3部門で首位でした。評価方法は対象家電を1ヶ月以内に購入した16歳以上の消費者に対して1ヶ月おきにネットで調査をするというものです。満足度は5段階で最高評価100点、最低評価20点で平均満足度を算出しています。回答数は約6万件。
デスクトップPC部門
1位:アップル(85点)
2位:アロシステム(82点)
3位:日本HP(81点)
ノートPC部門
1位:アップル(84点)
2位:松下電器産業(81点)
3位:Gateway(78点)
デジタルオーディオプレーヤー部門
1位:アップル(83点)
2位:ソニー(81点)
3位:該当なし(平均値以下のため)
gfkの満足度調査の結果から、松下電器産業などの国内メーカーは機能に対する評価が高く、アップルなどの海外メーカーはデザインへの評価が高い、という傾向を見ることが出来ます。また、アップルは、「アップルの製品なら無条件で好き」というコメントにあるように、ブランドロイヤリティが満足度に直結している感じも受けられました。
最近、iPod touchを体感する機会がありました。これを触ると、キャッチにある「全く新しい指先の体験」を体感できます。画面上で指を押し広げるだけで写真を拡大したり、画面を指ではじいて曲やビデオを流れるようにスクロールする操作性、この機能は、日本のメーカーの発想では到底出てこないだろうなぁと感じました。
今回の満足度の3冠も納得できます。