早嶋です。
先日、ある事業を成功した方から彼の話の聴き方についてディスカッションをする機会がありました。その中で、興味深い内容がありましたので紹介します。
彼の中で実践した、人から話しを正しく聴く方法を4つにまとめてみました。
1)どのような人からでも学ぶという気持ちを持つ
最も強調していた点です。そもそも、役職や身分、実力や経験の相違で判断して学ぶ気が無ければ正しく聴くことは無理です。どんなに成功したとしても、他人と話すことで学ぶことが沢山あると感じるか、感じないかになるでしょう。
2)話しをしてくれる人の良い点を受け止める
話しを聴き、学ぶ気が有れば、その人の悪いところや欠点を探すのではなく、良いところを受け止める。折角、学ぶことをはじめるのであれば、貪欲に徹底的に学ぶことに徹する、そのために地位、年齢、性別を無視し、その人の良い点に注力すると言っていました。自分より優れていると思っている人の話は聴くが、それ以外の人の話に耳を傾けないというのでは、自分で人生の幅を狭めているものだと。
3)意見は何らかの形で自分に役立てる
アドバイスや学びを得た後は、聞き流さず、自分の人生に役に立てる。これは、インプットしたらアウトプットする事で、自分のものにする、という考え方だと思います。簡単なところでは、人から聴いて感銘を受けたり、感心した内容は、別の第三者に話しをする事によって、より一層深く身につける。といったことでしょうか。
4)コントロール部分とアンコントロール部分を考える
彼の言葉では、自分の自由になることと、ならないことを受け止める、といっていました。つまり、考えていることが、コントローラブルであれば努力によって達成する事が可能だが、アンコントロールであれば、割り切ることも必要なのです。自分の自由にならない部分で悩み、自由になる部分は何もしない。以外に、このようなことは多いのではないでしょうか?
しかし、事業などで成功している人は、人格者が多いですね。
今朝から東京です。こちらでも秋の花が香っています。