早嶋です。
研修やセミナーの際に、新聞を取っていない人に対して、ニュース情報はどのような媒体から取得されますか?と質問する事があります。これに関して、圧倒的に、インターネット、という回答が多く返ってきます。実際私も、会社では新聞を取っていますが、家ではネットを使ってニュースを見たり調べたりします。
さて、ネットを利用してのニュース取得が、ますます便利になります。検索大手のGoogleが運営しているニュースサービス、グーグル・ニュースは、AP通信などの通信4社から提供されたニュースの全文掲載をはじめます。
グーグル・ニュースは、これまで多数のメディアのニュースタイトルと本文の一部のみを掲載し、掲載元サイトへリンクを張る形体でした。それが今回から、米AP通信(The Associated Press)、仏AFP通信(Agence France-Presse)、英PA通信(The Press Association in the United Kingdom)、加CP通信(The Canadian Press)が提供するニュースの全文と写真を掲載するようになるのです。これによって、別のサイトに移動する事なく、グーグル・ニュース内で記事を読むことが出来るようになります。
このサービスが始まった背景に、グーグル・サービスが著作権を侵害しているとの声が高まったことがあります。そこで、過去2年間にAP通信、AFP通信とライセンス契約をまとめ、同時期にPA通信、CP通信ともライセンス契約を結んでいたのです。
さすが、google!
Googleの使命である、「Google 独自の検索エンジンにより、世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものにすることです。」を着実に遂行していますね。