若手社員へのマネジメント

2019年7月16日 火曜日

安藤です。 

管理者・管理監督者の方々対象の研修等で受講生からの相談が増えているのが、若手社員へのマネジメントの問題です。

これまで以上に、新人や若手社員・職員に対してギャップを感じている管理職が多く、若手にどう指導すべきか悩んでいるケースが増えてきています。自分たちが教わってきたやり方が通用しなくなっている、怒るとすぐ“パワハラ”だと言われる、どう指導したらいいのかわからないなどという内容です。

1990年後代に生まれ、子どもの頃からインターネットに慣れ親しできた「デジタルネイティブ」のことをZ世代といい、2020年には世界の労働力の20%を超えると言われています。生まれてすぐに電子デバイスに触れ、ソーシャルメディアとともに成長したZ世代ではありますが、彼らはより人間的な対話を職場に求めるそうです。
下記は、デル調査結果です。

・全体の98%(日本:93%)が正規教育の一環として、テクノロジーの利用を形経験。             
・全体の91%(日本:78%)が似通った条件の就職機会をえらぶ場合、職場により提供されるテクノロジーを重視。
・全体の80%(日本:60%)が最先端テクノロジーを活用できる業務への就職を希望。そのうち38%(日本:31%)が技術研究開発職に関心。                  
例えば、同僚とのコミュニケーションで望ましいと考える方法は、メッセージアプリ(17%)とショートメッセジ(19%)と最下位だったのに比べて、直接的な対話(43%)や電話(21%)が上位。           
日本では、直接的な対話(31%)、ショートメッセージ(19%)、メッセージアプリ(17%)、電話(16%)、メール(15%)でした。
要は、コミュニケーションの在り方の問題で関係が築けていないのかもしれません。彼らとどのように関係を築き能力を引き出し成果をだしていくか、また、企業にとっても彼らが理想とする働き方や人生観を知ったうえで、社内の仕組みを整えていくことも重要な課題となっていくと考えられます。

先日、西日本新聞・ヤフーニュースに掲載されました。
『部下のやる気、引き出すには? 上から目線はダメ、何げない雑談が重要に』 6/16(日) 9:01配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190616-00010000-nishinpc-bus_all

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