少子高齢化のファクト

2019年6月16日 日曜日

早嶋です。

今後の人口統計から以下のようなことが乱暴ですが推察できます。

●出生数は今後90万人/年を割る
●死亡数は140万人/年を超える
●自然減で50万人/年程度になる

都道府県で2019年5月現在で鳥取県が56万人で最下位の人口です。今後、一つの県単位の人口が減っていくことを考えると少子高齢化の実態がよく分かるとおもいます。現在の人口が1.26億人ですから20年で1,000万人規模の人口が減ることが予測できるのです。そして、人口のバランスを鑑みると70歳以上の割合も上昇していくことがわかります。

日本の出生数と出生率は、第一次ベビーブーム期(1947年〜49年)は年間約270万人(出生率:4.3)あり、次いで第二次ベービーブーム期(1971〜74年)は年間約210万人(出生率:2.1)ありました。1975年に200万人(出生率:2.0)を割り、以降毎年減少を続けています。

1984年には150万人を割り、2016年に統計を取り続けて以来はじめて100万人を割る約98万人で2018年は91.8万人(出生率:1.42)でした。

対局の死亡数は戦後最多の136万人で9年連続上昇しています。高齢化の影響で2012年以降死亡者の7割は75歳以上で、2018年10月時点で65歳以上の割合は約29%です。ちなみに2018年の出生数から死亡数を引いた自然減は44.4万人です。

結婚も6年連続で減少で58.6万組で戦後最小です。平均初婚年齢はここ14年同じで夫23歳、妻29歳です。



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