不動産価値1)

2007年8月13日 月曜日

早嶋です。

本日は、お昼過ぎに仕事を切り上げて実家に帰省しています。次期が次期だけに、交通機関は少々人でにぎわっていました。

さて、昨日は、米国で起きている状況が以前のバブルと似たような動きをしているとコメントしました。国土交通省が07年に発表した公示価格によれば、東京・大阪・名古屋の3都市では、平均で住宅地が2.8%、商業地が8.9%上昇しています。

これを踏んで、地価上昇を各紙面は騒いでいましたが、日本の不動産に関しては悲観的な立場です。人口減少が確実ななか、長期的に見ても不動産価値が上昇する事は考えにくいです。ここ数年は短期的にみて不動産価値は上昇するかもしれませんが、不動産を長期投資とした場合は、リターンを取れないと思います。

実際、紙面で報道していた都市以外では地価が上昇しているどころか、下落をたどっているところもあり、2:8の法則がそのまま適応できる状況でした。では、何故一部の地域で地価上昇が起きているのでしょうか?

様々なところで言われている要因を分析してみると、次の4つに集約できると思います。
1)海外ブランド店の進出
2)再開発・インフラ整備
3)マンションブーム
4)不動産投資ブーム

次回は、それぞれについてコメントしますね。



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