早嶋です。
ビジネス用途のバックは、どちらのメーカーを利用していますか?TUMIと答えてくれた方は、私と同じです。
TUMIは、1975年にアメリカで設立されたラゲッジ専門のメーカーです。名前のトゥミは南米の青年平和部隊のボランティア活動に参加した創業者が、ペルーの神様トゥミにちなんで名づけたそうです。
TUMIが一役有名になったのは、80年代。ソフトで機能性に優れたバリスティック・ナイロン(防弾チョッキの生地に利用されている)製のトラベルバックの発売からです。90年代は、当時としては画期的なキャスター付き(インラインスケートのキャスターを利用)ラゲッジやビジネスバックを次々に発表し、世界中に愛好者を増やしました。
現在では、多くのビジネスマンが利用していますね。それと、現在、すっかり主流となったソフトラゲッジの発端もTUMIなのです。
TUMIの特徴で気に入っているのが頑丈な事とデザインです。最近の新しいデザインは、全く興味がないため、一昔前のデザインのバックを何度か修理しながらも大切に利用しています。
実は、TUMIユーザの中で、「昔のデザインが良いよね」と言う声は良く聞きます。そのような方は、新しいラインナップのTUMIの購入を躊躇して、他のソフトラゲッジを探しています。しかし、昔のTUMI以上にしっくりとくる男性的なそれでいてセクシーなラゲッジが有りません。
これは、仮説ですが、デザインを一新した事によって、昔からの固定客を失っているのではないでしょうか?今日も、TUMIユーザである友人とパワーランチをしながらその話をしていました。
TUMIは、最近、トヨタとコラボでオーリスのTUMIバージョンを発表しています。限定、1000台だそうですが、こちらも正直がっかりです。TUMIの愛用者は、比較的エグゼクティブやプロフェッショナルを狙っていたはずです。トヨタのオーリスでは、そのイメージが全くないからです。
TUMIのブランドコントロール、愛用しているだけに、妙に納得できません。
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