質問しない4つの理由

2016年5月11日 水曜日

早嶋です。

質問しない4つの理由。

1)自己防衛
つまり、質問したことで、自分の無知をさらしてしまうと考えることです。人の会話の途中や講演の途中で質問がアタマをよぎる。が、これを知らないって私が恥ずかしいのではと考えてしまう。笑いものになるかもしれないって。それなのに後で同じような質問をした別の人が賞賛されていて自分も同じことを思っていたのに、なんてことも多い。仕事の場面では、聞いておけばよかったことが後になって大きなトラブルを生むこともある。そう、質問をしないことよりも、することが最大の自己防衛になるのだ。

2)多忙
質問を示して理解するには時間がかかる。ということで、質問を流して分かったふり、過去の自分の知識や創造性を働かして解釈してしまう。言われたまま、過去の通り。いつしか考えること、疑問を持つことを忘れてします。結果、世の中の変化に追いつかないで過去の手法のまま行っている。それに気が付かないで無駄な時間を過ごして閉まっている。そう、質問は時間を無駄にするのではなく、将来の時間を大幅にセーブするのだ。

3)文化が妨げる
権威主義的な組織や地域は下っ端が気の利いた質問をすることを悪しく思う習慣があると思う。先のブルグで示した大きな過去の組織は、ある時に気の利いた質問をした人がいれば、一気にその組織の人たちが気まずそうに、バツが悪そうにしてしまう。オープンな組織であっても時間が経過して規模が大きくなればいつしか質問に対しも抑止力が働いてしまう。集団思考の愚だと思う。結果や行動に意識を注力すると思考が短絡的になり視点を拡げたり、違う視野で考える思考を排除することに繋がる。文化的な背景も質問をしにくくするのだ。

4)能力の欠如
全てではないが、あるかもしれない。質問をするためにはある程度の知識や経験が必要かも知れない。アタマの良い人と悪い人がいるとしたら質問の仕方や聴き方、それに対しての深掘りの仕方が全くことなる。質問する力と表現されるくらいだからやっぱり能力が必要なのだ。



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