セル・シンク

2007年3月7日 水曜日

早嶋です。

本日は、セル・シンクにて、超世の中のトレンドについてのセミナーを行いました。その中で、「今、繁栄の単位が地域になっている」というセッションを行いました。

例えば、中国が成長を遂げている背景には、中国全体が一つとして動いているのではなく、上海やシンセンなど、中国の中でも各開放都市が一つの単位で成長を遂げている背景があります。

インドも、国として成長をしていると見るよりも、バンガロールなどの地域の単位でそれぞれ成長を遂げています。

シンガポールは、1つの国ですが、人口や面積で考えると地域の規模です。これは、アメリカであっても当てはまります。アメリカは、事実上各州ごとに法律が異なり、得意な産業が明確に分かれています。やはり、地域単位で成長を遂げているのです。

さて、日本はどうでしょう?未だ、東京を中心とした一極体制です。近年やっと道州制が叫ばれていますが、例えば、九州は、中国や韓国に目を向けて直接ビジネスを行おう!とか、北海道はロシアを中心に貿易を活発にしよう!といった方針を聞くことは皆無ですね。同州制といえでも、結局は自治の範囲を小さくすることしか考えていないのです。

九州を例に見てみます。九州全体のGDPを見ると、4059億USドル(2003年)あります。この規模がどの程度かというと、お隣の韓国全体で、7207億USドル(2005年・世界第13位)、スイスで3878億USドル(2005年・世界第18位)というように、九州が一つの単位で世界に目を向けたとしても十分に活躍できる規模なのです。

セル・シンクでは、このような超世の中の動きから、身近な事例までを分かりやすくディスカッションしていく場です。対象は、個人・中小零細規模の事業を起業している女性、マネジメントクラス、並びに起業目指す女性です。このような方々が、経営者の視点からビジネスを俯瞰し、問題解決できる能力を習得することを補佐するスクールです。

真に経営スキル、セルフ・イメージスキルを兼ね備えた、女性経営者、女性マネージャー、女性ビジネス・キャリアを多く排出することをミッションに行っています。

興味をもたれた方は、こちらを参照下さい。

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