積極的に生き残る

2016年1月5日 火曜日

早嶋です。

守られた環境にいたことで、全てを失う。
攻撃にさらされた環境にいたことで、生き残る術を身につける。

前者は国策で守られた業界や業態や個人が該当する。
後者はそこから見放された業界や業態や個人が該当する。
結果として、21世紀に生き残っている組織や個人は後者です。

ぬくぬくとした環境で育てば競争力を持てなくなり、結果的に滅びゆく運命になります。
一方、競争環境にいる組織は切磋琢磨し自社の生き残る術を考え抜きます。
結果、どんな環境下でも長期的に利益を出す構造を構築します。

21世紀は尖った個人や組織が生き残ります。
その定義は、自身で答えを考える人材です。
成長期の経済は坂の上の雲が見えていましたが、今はどこに雲があるのか、その存在すら見た人がいません。
従って、それを見出した人は一気に優勢になれるのです。

成長している時代は答えを覚えた人材が優秀とされました。
決まったことを誰よりも早く行うことで評価されたからです。
今は、誰も考えないようなことに熱心に取り組み、自ら行動し続ける人が評価されます。
変化を恐れないで、変化を楽しむ。

昔は何かをするには資本が必要でしたが、今ではアイデアがあれば、クラウドを活用することで小資本、少人数でもビジネスを行うことが可能です。従って大きな組織にや資本にぶら下がって生きていくという発想を持っていればやがて淘汰されるのです。人生一度切り。やって見たいことがあればチャレンジして自ら舵を切る。

昔はそのような人はマイノリティでしたが、いつしか動かないことがマイノリティになるのではないかと思います。



コメントをどうぞ

CAPTCHA