早嶋です。
格差という言葉は、所得に限った話ではなく、情報対策にも出てきています。企業のセキュリティ対策には、バラつきがあり、セキュリティ対策が十分でない企業を攻撃するウィルスが蔓延しているといいます。(参照:ITpro)
最近のウィルスは、ウィルス対策ソフトの網の目をくぐって攻撃プログラムを仕掛けるモノまであるようです。記事でもあったように、マイクロソフト社のワードを狙った攻撃が最近目立っているといいます。
こちらのウィルスは、関係者を装ったメールに、ウィルスを仕込んだ添付ファイルをつけて送りつけます。ユーザが誤ってこのワードファイルを開くと、パソコンにプログラムが展開され、知らず知らず、パソコン上のデータを盗み出すというものです。
では、このようなウィルス対策にどのような手を打つのか?と疑問をもたれるかも知れませんが、このようなウィルスを完璧に防ぐための対策は政府機関や大企業などの、セキュリティ対策に十分なコストをかけられる組織でしか対応が出来ないと。
悪質なウィルスは、一度、攻撃に成功すると、その手順が自動化され、更に一般に広く使われるようになる。このように、イタチゴッコが続き、全てに対応できないとの考え方もされています。
格差は、所得だけではなく、セキュリティ対策の間でも確実に生まれていると感じました。
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