早嶋です。
1月22日、26日、2月14日の3日間でSEO対策のセミナーを行いました。参加者の方々、お疲れ様でした。
さて、このセミナー後、SEO対策についての問い合わせが増えました。そこで、よく頂く質問に『SEO対策では、どのような事をするとよいのですか?』というものがあります。今回は、その内容に関してコメントいたします。
まず、初めにSEO対策に関して、これを行えば必ず、上位にヒットすることができる。という手法は存在しません。これは、サーチエンジンの目的が、「検索している情報に対して、一番適切な情報を提供する」というのがあるからです。また、SEO対策では、具体的に何をする、というよりも、定期的に見直しをかけながら作業を行う事が多いです。また、SEO対策をしたからといって、明日から検索エンジンの上位に表示される種のものでは無い事をはじめに理解することが重要です。
だからといって、経営者として黙ってみている分けには行きませんね。そこで、SEO対策ではどのような事を行うかを俯瞰的に記述してみました。
SEO対策とは、「検索エンジンの検索結果ページの広告部分でない、検索結果部分に自社サイトを上位に表示させ、目的を持って特定の情報を探しているターゲットユーザに情報提供を行い、ウェブサイトに訪問していただき、アクションを誘うマーケティング手法です。」
具体的な方法ですが、SEO対策に関しては、業者に頼んでも、自社で行うにしても、基本的には以下の2つの事を行うことになります。(検索エンジンによって若干の仕組みは違いますが、基本はYahoo、Google等の検索エンジンに対応可能です。)
1)サイト内要因の対策
2)サイト外要因の対策
1)サイト内要因の対策
これは、検索エンジンがホームページをチェックする内容を考えて行う対策です。検索エンジンは、世の中のホームページを次々に検索エンジンのデータベースに登録する際に、次のようなポイントを見るといわれています。
①ウェブページのHTMLの記述内容
②ウェブサイト全体の内容
①ウェブページのHTMLの記述内容
これは、ホームページを作成する際に使うプログラムで、HTMLの記述内容を、検索エンジンが読みやすくする作業です。タグの記述方法とテキストの記述方法を確認することが大きな作業内容になります。ホームページを作成した後に、metaタグといわれる部分の記述を見直し、確認する作業が中心です。
※ただし、従来言われていたよりも、現在は効果が減少しています。最低、このように記述しようね、というルールはあるので、それに準じて作成する程度で構わないと思います。
②ウェブサイト全体の内容
こちらは、サイトのページ数や情報量、構造などを見直します。この部分は、検索してホームページに訪れたお客さんに提供したい情報を、正しく提供していくためのページ作りを行っていれば、自然と構築できる部分です。SEO対策の観点では、サイトのテーマとサイト全体で提供している情報が統一されているか?などを見ていくと効果的であるといわれます。
2)サイト外要因の対策
これは、検索エンジンがどのようにして、検索結果を決めているのか?に対して、その方法を仮説を立てて行う作業になります。自社のホームページの中で完結する作業ではないので、サイト外要因としています。ここでは、次のポイントを見ていきます。
③Webサイトに貼られているリンクの数及びリンク元の評価
③Webサイトに貼られているリンクの数及びリンク元の評価
これを見ていく理由は、検索エンジンが検索結果を上位に決めるための方法として、他のホームページから参照され(リンクを貼られている)、そのホームページの評価(検索エンジンの評価)が高いと、自社のページの評価も高くなるという仮説があるからです。
そのために、自社へのウェブサイトへのリンク数を増やす対策を行います。ただ、闇雲にリンク数を増やせばよいという話ではなく、関連のあるサイトからのリンク数を増やすことが必要だといわれています。
この効果を増すために、メルマガの利用や、ブログの利用が考えられます。(こちらの内容に関しては、弊社のブログで、「ブログマーケティングに記載をしていますので確認ください。」)
実際のテクニックは、書籍やインターネットの情報で入手することができます。ただ、SEO対策の最終的な目的は、あくまで、情報を欲しがっているお客様にタイミングよく情報を提供するための手法ですので、経営者としてこの部分を十分に認識して行う必要があります。
—ブログマーケティング、実験中!—
詳細は、ブログマーケティング『第1弾』『第2弾』『第3弾』『第4弾』『第5弾』『第6弾』をご覧ください。
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