早嶋です。
96年に東京に第一号店を開き、03年には200店舗以上に。今では、アジア全域で急速な成長を遂げています。この企業はQBハウス。計画では、2013年にはアジアの店舗を1000にするそうです。
QBハウスのビジネスモデルは、これまで1時間程度かかっていた散髪を10分、1000円で提供するものです。日本での男性の散髪にかかる時間は平均で一時間程度です。しかし、その内訳は、ホットタオルを使ったサービス、髭剃り、ドライアーをあてる、シャンプー、マッサージと、髪を切る作業意外の時間に費やしています。
これに対して、QBハウスは、上記のサービスを全て取り除き、カットのみに注力しています。一見、1000円で散髪が行えるので、価格が安くてお得な感じですが、これは単価を向上していると考えることが出来ます。
例えば、これまでの床屋が60分、3500円だったとすると、QBハウスでは、その間に6人のお客さんの髪を切ることができるのです。つまり、6000円の売上を上げることが出来ます。実際に、QBハウスは、通常の理髪店よりも時間当たりの売上が50%多いようです。
実にすばらしい、ビジネスモデルですね。このビジネスモデルですが、大前さんの企業参謀の中で詳細に説明されていました。
70年代の著書なので、実に30年後に実際のビジネスとして再現されたことになるのでしょうかね。
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