強みに焦点をあてる

2014年10月11日 土曜日

早嶋です。

部下や組織の指導に対して、できなかったこと、失敗した時に、そのマネジメントの質が現れます。かりに、そのマネジメントが失敗したことにフォーカスしたら、その組織は失敗をおそれ、成長する方向性を失います。しかし、マネジメントが失敗したことよりも、その中でも出来たことに注目して、次に行えるための方法を考えさせることや、自身も若い時に同じような失敗をしたことを共有するマネジメントであれば、逆に失敗した人は、それをどのように次に結びつけるからを考えます。

このようなやりとりをすると、失敗した本人が一番次から気をつけることになります。頭ごなしに起こることはつまり、弱みに漬け込むことです。当たり前ですが、どのような人や組織であっても弱みにつけこまれるよりは強みにフォーカスされたほうが次につながりやすくなります。失敗した時、本人がその認識を行っているのであれば尚更弱みにつけ込むことは逆効果をまねきます。

このようなマネジメントスタイルを取っている組織は、その部下も新しい新人やスタッフが入ってきた時に、同様の行動を取るようになります。これはやがて組織の文化として定着して、その組織がイノベーションや新しいことにもチャレンジしやすくあんる雰囲気ができるのです。



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