早嶋です。
12月に入り、急に慌しい感じがするようになりました。
師走とは良く言ったものですね。日本での年越しは、大晦日の夜に、そばを食べながら除夜の鐘を聞く、と言った風習があります。世界中では、どの様な年越しを迎えるのでしょうか?
フランスでは、クリスマスを盛大に過ごすのに対して、年越しは気のおける仲間同士で肩肘はらずに過ごすようです。これは、米国でも同様でクリスマスの方が重視されています。NYのタイムズスクエアで年越しを迎えるイベントは、毎年の風物詩になっていますね。
お隣中国では、年越しそばならぬ、年越し餃子で年を迎えます。餃子を年越しに食べる習慣は昔からあるようで、ある一つの餃子に硬貨を入れ、その硬貨の入った餃子を食べた人はお金持ちになれるといった話もあるようです。
一方、インドでは、年越しということを特別なイベントと認識しておらず、そのため、普通に朝を迎えるそうです。
師走のイタリアをウィンドウショッピングしていると、赤い下着と黒いドレスが目に付きます。日本の大晦日と違って、お祭り騒ぎをするイタリアでは、着飾ってディナーやパーティーに出かける機会が多くなるため、フォーマルな黒のドレスが店頭に並ぶのです。また、赤の下着ですが、イタリアでは、赤い下着をつけて新しい年を迎えると縁起が良いとされています。
年越しのイベントは、国ごとに様々な特徴があるのですね。国によってのイベントをいろいろと調べて、それを広めることによって、イベント型の集客が出来るかもしれません。
例えば下着屋さんでは、イタリアにちなんで赤い下着をプレゼントする週間を定着させるように仕向けたり。中華料理屋さんでは、餃子を食べる事を広めたりです。旨く定着できれば年に1回のセールスアップにつながりますので、悪い話ではないですよね。
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