早嶋です。
3日坊主。僧の修行は、早朝から勤めがあり、粗食で規則正しい生活を求められます。出家して、中途半端な気持ちでは修行を乗り切ることが難しいでしょう。そこで3日も経てば再び俗世間を求めてしまう人があまりにも多かった。そのような世界から出てきた言葉。
同じように、3日、3週間、3ヶ月、3年。これらの3にまつわる期間に何やら壁が潜んでいます。この数字に、米国の心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉を当てはめてみましょう。メジャーリーガーの松井選手が座右の銘としていることばです。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。
3日、3週間、3ヶ月、3年を当てはめてみます。
心が変われば行動が変わる。これは3日めくらいでしょうか。
行動が変われば習慣が変わる。定着するのは3週間くらいでしょうか。
習慣が変われば人格が変わる。これは3ヶ月位の継続が必要ですね。
人格が変われば運命が変わる。3年間で運命を変えることができるかも知れません。
運命が変われば人生が変わる。上記のスパンを継続すると人生が変わる。一声30年。
ジャンルは異なりますが、サッカーの本田圭佑選手も、非常に含蓄のある言葉を発しています。
何で他人が俺の進む道を決めるねん。
自分の道は自分で決める。
壁があったら殴って壊す。
道がなければこの手で作る。
挫折は過程、最後に成功すれば挫折は過程に変わる。
だから成功するまで諦めないだけ。
勝負を決めるのは準備。
中でも気持ちの準備以上のものはないと思う。
こうなりたいがこうでなければならないに変わる。
自分の夢、そんな簡単に諦められるかって話でしょ。
成長スピードがね。
日本人のままじゃ駄目なんすよ。
どこでプレーしても俺の成長はあるわけで、地位や安泰なんて考えるようだったら、今の俺はない。
本当に、素晴らしい言葉ですね。
ある世界で実績を挙げるには、本田選手のように、強い意思と、スポーツなら身体能力は必須でしょうね。
でも、仮に身体能力が足りずプロになれずとも、そういう気持ちの人は、ほかの道に転身しても、独自の道を切り拓いていくでしょう。こういう人材が、社会を変えていくんでしょうね。
一流の人は、ジャンルが変わっても輝いている、世の中で役割を得ている。そのように感じます。