早嶋です。
サルバトールダリと言えば、スペイン出身のシュルレアリスムの巨匠。スペインに行けば彼のデザインを体験する場所がいくつもあるでしょうが、日本ではどうでしょうか。
先日、デザインの本を斜め読みしていたら、日本でもダリを身近に感じる商品があることを知りました。それは、チュッパチャップスです。もともと、チュッパチャップスはスペインの会社で、1969年にグローバルブランドとして世界展開する時に、当時も世界的に有名だったダリにロゴのデザインを依頼していたのです。あめ玉を包み込む印象的な包装紙。カラフルな色使い。巨匠、ダリの作品と知ればふっと買いたくなりますよね。
ストーリーとしては当時のチュッパチャップスの会長がダリを昼食に誘い、ロゴを依頼。するとダリはその場でレストランのナプキンの上にひな菊を模したデザインを書いたそうです。会長は即座にそのデザインを採用したのが今のロゴになっているのです。
そうなんですか。確かに、スペインっぽい、ダリっぽいですね。
1969年というと、ダリは何歳でしょうか? かなり晩年でしょうね。
デートでうんちく語れば、もてそうですね。
いま、ウィキペディアで、ダリを調べたら、生没年は、次のとおり。
1904年5月11日 – 1989年1月23日。
1969年というと、彼が65歳のときですね。
精力的な彼のことだから、65歳でも、円熟を保っていたんでしょうね。
ダリは最愛の人を亡くす前まで、精力的に創作を続けていたようですね。