セグメンテーションとポジショニング

2012年5月28日 月曜日

マーケティングの醍醐味の一つ、STP戦略。自分達の市場を定義して、その市場を様々な視点で切り分ける。そして、その切り分けたセグメントの中で、如何に自分達が優位になるようにするのか?そのコンセプトを明らかにする作業。

STPを行うときに、頭がぐちゃぐちゃになる時があります。セグメンテーションとポジショニングの違いです。そこで、簡単に整理するための方法。

セグメンテーションは、ヒトやヒトの塊である市場にフォーカスをした場合の分け方や切り口。
ポジショニングは、製品やサービスの特徴や優位性にフォーカスをした場合の分け方や切り口。

このように整理することで、理解が促進すると思います。
因みに、商品戦略で良く、一つの商品が良くなれば、なるほど、展開していく場合があります。しかし、展開の仕方がまずいと、折角構築したポジショニングが薄れていきます。従って、商品戦略のポイントは、定期的に面で広がったモノを、線にして、更に点にする。つまり、原点回帰を継続することは重要です。

一方、流通は、ターゲットの行動分析や購買活動を検証しながら、徐々に点から線へ、そして面えと領域を広くして発想を広げることが重要です。



コメントをどうぞ

CAPTCHA