早嶋です。
Googleが、YouTubeを買収するということで合意したという発表がありました。買収総額は16億5000万ドル、買収は、株式交換方式によるもので、06年の第4四半期に完了予定。
Googleは潤沢な現金を保有していますが、今回、株式交換方式によって買収を行った理由を以下の3つだと説明しています。
1)YouTubeの株主に税金がかからないようにすること
2)全体のコストを最小限に抑えたこと
3)YouTubeの株主たちがGoogleの株主になることを希望したこと
今回の買収は、Googleにとって最大規模の買収額になるようですが、算出方法に関してはコメントされていません。ただし、妥当な金額であるといった説明がされています。
YouTubeは買収後も、「独立したサイト、ブランド、コミュニティとして存続し、両社は今後とも動画のアップロード、視聴、共有サービスを提供するとともに、プロフェッショナルが自らのコンテンツを配信するためのメディアとしての道を模索していく」とコメントしています。
また、興味深いコメントとして、「買収交渉の間にGoogleとYouTubeのエンジニアが話し合いを行なった結果、GoogleがYouTubeを改良する方法が20から30個見つかった」という内容がありました。今後、どの様なプロジェクトになるかの発表はありませんが、YouTubeのサービスに対して、広告技術、検索技術といった分野で多くの改良がおこなれることが予想されます。
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