早嶋です。
世の中電気を使わない方針が浸透する中、大企業を中心に朝方にシフトしています。海外ではサマータイムをずいぶんと前から導入していますが、日本は動かない。しびれを切らした企業は、就業時間を1時間早くしたりして、自主的な運営をしています。
サマータイムは、震災前からも言われていたのですが、話題になるたびに立ち消えていました。理由は様々な指揮者がサマータイムの本質を理解しないまま議論をしていたこと、だと思います。
今回は、そんな朝の時間帯について。新幹線や鉄道。朝早い便の乗車が増えているように思います。感覚的なものですが、朝早いバス、などの通勤手段もそうです。しかし、その交通手段を動かしている近辺にある喫茶やカフェの営業時間は10年前と同じ。そう、顧客を沢山取り逃がしているのです。
先日も、新横浜で朝から打ち合せをしようと開いているお店を探してみましたが、ほとんどが閉まっています。しかし、その施設を利用している人たちは沢山います。他にも、市の施設で大きな会議場等を提供している場所です。頻繁に展示会などが行われているのに、朝から開いているお店はありません。うーん。
マーケティングの考え方で最も重要なことはターゲットに合わせてた商品、価格、流通、プロモーションを提供して、その整合性を保っていくことです。しかし、世の中の多くのお店は、一度決めたルールをかたくなに守っています。きっと周りの変化に気づいていないのでしょう。
今、少しだけ朝の営業時間をはやめてみよう!と考えたら、実際に開店する2時間前くらいから店舗の周りを観察してみてはいかがでしょうか?ヒトの流れが昔と今ではだいぶ異なっていることに気づきます。その変化に気づいて行動を起こすこと、これもこれからの経営に必要な能力だと思いました。
しかし、ここの施設。8持から利用できるのに、コーヒーを飲めるスペースは10時から。施設の周囲にはなんにもお店がない。どうして明けないかな、うーん。
そうですか。都市部の駅周辺では、いまや7時~8時、出勤前の人々の、軽食ニーズに応えるのがフツーになっているのに、横浜は残念ですね。
新横浜ですからね。