久々に西新(東京で言えば吉祥寺のようなところ?)にあるお好み焼き屋さんに行きました。
このお店、いつ行っても繁盛しています。今日の来店時間は12時前、既に満席に近い状態でしたがカウンターに座ることが出来ました。店内はカウンターで20席程度、テーブル席が店の奥に2つ、それぞれ4人掛です。これを店長含む4名の人員で回転させています。
店長がお好み焼きを焼き、仕上げスタッフ1がお好み焼きの仕上げを行います。仕上げは、別に仕上げスタッフ2もいます。特に店長が忙しい場合は、仕上げスタッフ1が店長に変わってお好み焼きを焼く場合もあります。残りのスタッフは裏方に入り、他の作業のフォローを行います。オーダーは、仕上げスタッフ2と1が中心となって取っています。
厨房の中では、阿吽の呼吸のもと、次々と流れ作業でオーダーからお好み焼きの仕上げまで黙々と手を動かします。皆が自分の仕事と他のスタッフの動き、そしてカウンターに腰掛けているお客さんの動きに目を配ります。
だいたい繁盛しているお店に行くと、スタッフや店員の動きに隙間がなくなりますね。対して、暇そうなお店ほど店員やスタッフの動きに無駄が出てくる。世の中良く出来ていると思います。
ほんと、繁盛店とそうでない店は、少し意識するだけで、ビビビッと感じ取れますよね。
現場仕事のチームワークは、サッカーみたいなものかもしれません。「あそこにスペースがある、パス出せ」とか、「ウラを突け」とか念じる。受ける方も、念を感じ取り、適切なタイミングで動き出す。飲食店でも、「あそこのお客がお冷がまだだ」とか、「注文をしたがっている表情だ」とか……。別々の個人の動きだけど、有機的につながり、一連の無駄のない動きになるんですね。
店の観察は、ほんといい勉強になります。
いま発売中の『日経ビジネス』は、九州特集ですね。とても興味深く、読みました。
先日、東京の私立高校生に話を聞きました。お母さんが韓流にハマり、いまは自分の方が深くハマっているのだとか。九州に親戚がいるらしく、そこを拠点に、何度も船で韓国観光に出かけている、とのことでした。高3生ですよ! こうした子どもが大きくなると、ますますアジア経済圏の結びつきが強くなるのではないでしょうか。そうなると福岡の役割は、ますます高まりそうですね。
いいですね、その高校生!
流通の観点から見ると、九州は便がいいですよね。これは現在もそうですが、きっと国ができる2000年くらい前からもそうだったと思います。
そんなチリを利用して、九州がうまくビジネスを行えることができるように、貢献させて頂ければと思い、日々頑張っています。
暇があれば、観察を行っては仮説を立てる。クセですね。