ゴールデンウィーク前後に、数名の懐かしい方が連絡をくれました。
1人は、会社を立ち上げた当時、早嶋のマーケティング講座に参加頂いた方です。彼とは定期的に相互のビジョンを共有しています。今回は、彼の友人です。
数日前に会社を辞め、6月からフィリピンに語学留学に行くそうです。相談内容は、語学留学が終了する来年の3月までに何かを始めたいという内容です。少し話を聴けば、既に語学力は問題が無く、現在CPAの取得の最中だそうです。
おそらく企業を辞めた理由は、何かをしたい、でもこのまま組織に属していては何も変わらない。と思ったのでしょう。もともと彼は、初めの会社でグローバルでビジネスが出来る!と考えていたのですが、実際は国内のドメスティックな仕事が中心でした。しばらくは没頭して国内のビジネスに没頭していたようですが、自分でコントロールが出来ないことに、苦心していたのでしょう。
結局、その志は捨てずに、仕事をしながら海外への関心を保ち、英語と会計の勉強を続けていたようです。今回の留学期間は寝食全て奨学金で賄えるため、語学学校の合間に時間が出来るそうです。そこで、その時間に韓国(スクールが韓国資本のために韓国の学生が多い)と現地フィリピンのネットワークを十分に構築して、現地の商習慣や5年10年後に必要な事を体で体験する事をお勧めしました。その中で、数名知人を紹介させて頂きました。
2人目は、高校の同期です。彼と会うタイミングは3年とか5年に一度でしたが、研究職⇒経営という過程でフィットするモノがあったと思います。自分が何をしたいのか?を見つめるために、去年仕事を辞め、現在はフィリピンのどこかの島で前職での経験を活用して、ICTの講師を行っています。
初めは、行動して現地で何か取り組もう!そんな勢いもあったと思いますが、今回の震災をネット越しにして、沢山の事を考えたようです。もともと何かに貢献することを言っていましたが、地方や途上国での格差をなくすという大きなミッションに活動を始めています。
明日も、同じように今年度からビジネススクールに働きながら進学される方が会社に来られます。
皆に共通する点は、何か自分の将来に対してずーっと悩んでいた。しかし、悩んでいるだけではいけないから、実際に行動してみる、或いは行動している人です。そして、ただ考えるだけではなく、何時チャンスが来てもいいように準備を継続している人です。
私にできる事は、多くありませんが、彼らと将来にわたってビジネスが出来ればと思います。ミッションは確かに違いますが、自分と同じように時期は別ですが、色意図ろ悩み、考えあぐねいています。そして、実際に行動に移して、活動しています。
日本をどうにか?という声もありますが、私としては、身近なところから変えていく、或いは、変わりたい人に対して何か切っ掛け見たいなモノを継続的に提供できるようなことができたらと思っています。
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