携帯あるいはネットワークから遮断されて何日間耐えられますか?
1日以内・・・。
これはデジタルネイティブにとったら健全な状態でしょう。超情報化社会の中で、いまツイッターや他のSNSを見ながら情報を取り、その内容にインスパイアされて創造的な仕事を行う。これは当たり前だと思います。
方や大企業はコンプライアンスという名のもとに上記の活動はほぼ禁止されます。ツイッターやfacebookなどは情報漏えいの根本!ということで企業からは使用を禁止されます。ただしこれは国内の企業です。しかし外資はOK。この理由は社員を大人扱いするから。外資は大人としての扱いをするのからです。もちろん責任に対しても大人扱いです。
例えば、最近のエンジニアはシステム構築に躓いたときにはどうするでしょうか?基本はWebの世界にアクセスして使えそうなソースを活用するでしょう。しかし、日本で働いていたら、『それってウィルス大丈夫?』となって、ゼロからソースをコーディングするという旧来的な発想になります。そう、こうやってドンドン世界標準から距離を置かれていくのです。
ビジネスはカンニングOKなのに。
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村山斉さんが機構長を務める、数物連携宇宙研究機構は、建物のフロアが、巻貝のように斜めになっており、1階、2階といった差がない。数学博士の隣の研究室は、物理博士。そんなふうになっています。い分野の人同士でも、普通に触れ合えるように配慮した結果です。
改良や改善でなく開発。つまり、ゼロからの創造において、ネット世界からヒントを得るというのは、まだ浅い。やはりリアルな触れ合い、実体験にこそ、ブレークスルーを生む要素があるのでは。そう思います。
いかがでしょうか?
リアルもバーチャルも必要だと思います。早嶋が現場に行くのはそこでしか得られない体験があるからです。海外も叱りです。しかし、バーチャルも活用できるようになりました。そんな意味で両方が使える現実を活用することもありだとおもいます。
そうですね。リアルもバーチャルも、両方から有益なものを吸収できれば、一番いいですよね。
ただ、バーチャルの世界は変化が早く、それに追い付くのに精一杯で、大切なことに手が回らない気がするんです。大切なことは何か。それはしっかり持っておきたいと思います。
そうですね。ツールやITが発達しても根本を見極める力は必須ですね。