「いろはす」のコンセプトは、「おいしい」と「環境」を組み合わせた至ってシンプルなモノ。これを象徴するペットボトルは植物由来の素材で土に還り易く、環境問題の中でもゴミ問題にフォーカスしています。「おいしい」のほうは、正直味の違いは分かりませんが、上手くプロモーションを組み合わせて消費者のイメージにいろはすがポジショニングされています。
ペットボトルがぐちゃぐちゃに潰せるのは、視覚的にも触覚的にも、そしてその音までも人の感覚を刺激したブランディングだと言えます。
そしていろはすが明確にターゲットした世代は子供です。ぐしゃぐしゃに潰せるCMを見た子供は誰もが試したくなり、親に買って!ってお願いしたでしょう。コーラやソーダと違い、まぁ買ってやっても良いか、と購買の切っ掛けを与えます。
早嶋聡史