Zoff

2010年2月28日 日曜日

メガネを作りました。フレームを選んで、普段かけているレンズを機械に通すと瞬時にレンズの度数が計測でき、その場で30分とかからずに完成。普段のメガネと度数が変わらないので違和感なくその場で付けて帰りました。

因みに普段つけているメガネは5万~6万円はしたと思います。今回のメガネは薄いレンズをオプションで選んだにも関わらず1万5000円程度。激安です。しかし、見た目や使い勝手は全く変わりません。

アパレル業界から参入してきた低価格メガネチェーンZoff。2001年に下北沢店に1号店をオープンしてから世間のメガネの価格が一変したと思います。Zoffは全国に約90店舗近くあり、一式5000円、7000円、9000円の3プライス。これまではレンズとフレームが別々でフレームもレンズも驚異的に高かったと記憶しています。Zoffはメガネ界の常識を打ち破り、分かりやすく安価な価格設定でみるみるうちに成長しました。まさにメガネ版ユニクロです。

Zoffのビジネスモデルはユニクロと同様でSPA方式です。つまり企画、生産、販売を一貫して行っています。レンズは韓国製、フレームは自社デザイン、その後、中国の向上で大量に発注する事で大幅なコストダウンを実現したのです。Zoffは従来のメガネ店のビジネスモデルである少量販売ながらも高い粗利益を確保するモデルに終止符を打ち、商品1点あたりの利益は少なくても回転率を上げることで従来店舗以上の利益を稼ぐシステムを構築しました。

メガネは1つだけ!からファッションのように洋服や気分に合わせて複数持つ!こんな感覚でメガネを買う人たちが増えたのもZoffをはじめとする固定プライスのメガネ屋さんが増えたからでしょう。

早嶋聡史



コメント / トラックバック2件

  1. 里口 正樹 より:

      ご無沙汰致しております。 
    早速ですが、メガネを雑貨ととらえるか、医療用具ととらえるかの考え方で違ってくると思います。
    ただたんに見えればいい、という考えならば、それもありかなと思います。
     今までの小売店は医療用具ととらえて、視力測定などに力を注いでいました。
     
    追伸 
    アバターなど3Dの映画は、両眼視できないと立体視できません。

  2. biznavi より:

    里口さん

    ご無沙汰しております。
    Zoffは2本目のメガネで、ファッションの用途で早嶋は購入しました。1本目は、いろいろ専門的なアドバイスをもらってレンズを選択しましたが、今回は機械で1本目のレンズの度合いを測って同じ度数に。

    機能から感性へ。例えばスウォッチはいわゆるデジタル時計にファッションや着せ替えの用途を取り入れることによって大成功しました。眼鏡も、里口さんのコメントのように、用途がかわってきているのでしょうね。昔は代替品としてメガネ以外は存在しませんでしたが、今はレーシックやコンタクトなど様々です。ここで従来のように医療用具としての位置付けだけだと消費者の多くには響かなくなるのでしょう。

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