フランクフルト。日本からの直行便が到着する都市、ドイツ経済の中心都市として、ドイツの銀行ビルが軒を並べて建っている街。街のほとんどは戦争によって焼かれてしまったので、古い建物は殆ど無く、近代的な建物が多い。
ガイドブックには上記のように紹介されているが、街の印象は決して良くは無い。季節要因を除いても人々の顔に覇気が感じられない。3月に行ったグラスゴーやマンチェスターと同じで、街の明るさが感じられない。少しばかり治安も悪そうだ。
地下鉄の壁や列車の壁には、所狭しと落書きが残る。場所によっては独特の臭いがあり、とてもきれいな街とは言えない。ドイツの玄関街である事は確かだが、少し経済が低迷しているのであろうか?
しかしながら金融街の周辺は勝手が違うようだ。ブティックが並び、高級車と高級品がところせましと並んでいる。レストランの客単価も70ユーロと高く、ドイツの中でもかなりのにぎわいようだ。
早嶋聡史