一流と二流

2006年5月3日 水曜日

早嶋です。

最近の雑誌(THE21 5月号)で、大前研一さんと安藤忠雄さんの対談が載っている記事がありましたので紹介です。対談の命題は、『一流と二流の決定的な差は何か?』です。

大前さんの冒頭の発言は、”日本にじゃ一億三千万人もの人口がいて、世界2位の経済大国でありながら安藤さんのように世界で勝負し続け評価される人材が少ない”ではじまります。以下、両氏の中で対談がすすみなす。両氏の中で、一流ということに対して出たキーワード、フレーズは、以下のようなものです。

一流とは、
 ○世界中何処に行ってもビジネス(カネを取れる)ができる
 ○一流に評価されるのが一流の証拠
 ○持続力があること
 ○現状に満足せずに、新しい情報を吸収する
 ○感性や発想力といった右脳的な要素を持つ
 ○闘争心

持続力の例でナイキの話がありました。野茂英雄氏の代理人が、当時ドジャーズで新人王を取った頃に、ナイキにおける扱いを引き上げて欲しいと言う依頼があったそうです。この時に、会長であるフィル・ナイトは「ノー」。ナイキは最低でも5年間、通常は10年間以上世界でトップを張れる選手でなければ評価をしないのがその理由です。ナイキは、一流という定義にその持続力という視点を一つの判断基準としているのです。

両氏ともに職業は全く違うものの、ともに世界から一流として評価されています。その2人が一流というキーワードで対談している内容が非常に面白かったので紹介でした。

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