コーチングの基本スキルは「聴く」「承認する」「確認する」「説明する」「質問する」「要求・アドバイスする」の大きく6つに分けることができます。
今回はコーチングの6つの基本スキルの「質問する」についてです。
質問は大きく3つの種類に分けることができます。
1.オープン型(自由回答型)質問: 5W1Hを入れた質問
2.クローズ型質問: Yes/Noで答えられる質問
3.選択型質問: 選択肢から選ぶ質問
いずれの場合もコーチングにおける質問は、問題意識を呼び起こすことが目的となります。問題意識を持つということは、あるべき姿と現状とのギャップを認識することです。
「本当はどうしたいのか。そして、今、どこにいるのか。」この2つを質問によって明確にしてあげることなのです。
そして、質問をしたら黙ることも大事です。質問をしても、すぐに答えが返ってこない場合、こちらから答えを言ってしまうことがあります。
部下は考え中なのかもしれませんし、答えをすぐに出すと、「答えは上司考えてくれる」という思考パターンになってしまいます。
今回のやってみよう:
『5W1Hを取り入れた効果的な質問をし、質問をした後は、相手を信頼し沈黙を保ってみよう!』
早嶋 聡史(はやしま さとし)
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