早嶋です。
コーチングの6つの基本スキルのうち「聴く」「承認する」までが終わりました。残りは「確認する」「説明する」「質問する」「要求・アドバイスする」です。
今回から「確認する」に進みます。
確認するという場合、二通りがあります。相手の伝えたいことを、自分自身が理解した内容と合っているかを確認する場合、自分が伝えたいことが、正しく相手に伝わったかを確認する場合、の2つです。
なぜ、確認することが、必要かというとコミュニケーションに思い違いはつきものだからです。
言った、言わないで、手帳に書いておけば良かった。というCMのようなオチならば笑い事で済みますが、思い違いが、ビジネスの場合には大きな損失につながる場合もあります。
マネジメントの神様、P.ドラッカーは言っています。
「無人の山中で木が倒れた時に音はするか?答えは、誰も聞く者が無ければ音は発生しない。音波だけである。コミュニケーションを成立させるのは受け手である。発信者ではない。聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない。そこには意味の無い音波しかない。」
今日のやってみよう:
『自分の伝えたいことが、単なる音波にならないように、また、相手の伝えたいことが単なる音波にならないように、確認するコミュニケーションを取ろう!』
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