朝市

2009年7月11日 土曜日

早嶋です。

昨日の夜より、実家に帰省しています。今朝、早起きして小学校と中学校の周りを走りました。朝食を食べ両親と三人で近くのマーケットへ。

こちらのマーケット、火曜と土曜に店舗の前で朝市を行っています。10時からの開店なのですが5分前には既に駐車場が込み合います。広めの駐車場も10時過ぎにはぎっしりに。決して便利の良い立地にあるわけではありません。車以外は交通機関を使うしか行く手段がない場所にあるのに何時も賑わっています。土曜は近くの教会からシスターが買い出しに来ているのも名物かも知れません。

さて、朝市ですが、果物や野菜が通常の3割から4割引きで売られています。母曰く、火曜の割引率が高いとか。お店の人に聞いたところ、火曜は週の中で最も人が少ないので朝市を行うことで集客を高めたと。そして土曜は遠方の方に来てもらうため朝市を行っているようです。実際、火曜は4割引きくらいで、土曜は3割引きや割引をしないでも売れているとか。主婦の目は鋭いですね。

ここのお店のすごいところはそんなに広くない敷地で野菜、果物、肉、魚が充実している事です。もとはお肉屋さんのスタートです。ですので店内に置いているお肉は100g当たり500円以上がざらです。長崎の価格にするととても高い値段です。それなのに飛ぶように売れています。払っただけの味がついてきています。

魚。海に近い立地のため鮮魚が安価な価格で売られています。そしてどんなに安い魚であっても一声かけたら無料で気持ちよく三枚におろしてくれます。嫌な顔一つせずにどんな魚も価格に関係なくお客さんの希望に応じてさばいてくれるのです。

母に聞くと、このように気持ち良く魚を無料でさばいてくれるスーパーは他にないそうです。あっても、値段に応じて顔色が変わるとか。ここら辺の顧客の気持ちをくみ取ったサービスが集客のベースになっているのでしょう。

立地条件がどんなに悪くとも、品ぞろえや提供するサービスによって人を集めるモデルが構築できるんだなーと関心します。



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