特殊な業界

2009年4月17日 金曜日

早嶋です。

コンサルティングの依頼を受けて、初めてその起業の経営者とお話をするときに良く聴く言葉があります。「自分たちの業界は特殊です。」です。

特殊多くの業界の方々が自分の会社や属する業界を特殊だと形容します。しかし、よくよく考えるとそんなことはないと思います。例えば、力学で表現するとどのような業界の売上も「顧客数」と「顧客単価」であらわせます。

そんなの簡単でばかげている!と思うかもしれませんが、どちらかを伸ばせば必ず売上は上がります。また、どちらかが原因で売上が上がらなくなっているのです。原因を追究するには「顧客数」や「顧客単価」を因数分解していって、どこに問題があるのかを突き止めればよいのです。

難しく特殊に複雑に考えても見えるものも見えません。よく、物事の80%は全体の20%の問題解決で大方片付くという2:8の法則があります。窮地に陥っているとき、細かいところも大切ですが、大きな目で俯瞰的に物事を考え、単純化して整理することも大切です。



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