季節のごあいさつ

2009年4月7日 火曜日

2009年ももう4月、新年度を迎えて、皆様もご多忙のことと推察いたします。(株)ビズ・ナビ&カンパニーは開業4年目を迎えました。皆様のご厚情に感謝いたします。

3月21日から4月2日まで、イギリスに視察旅行に参りました。目的は、「何でも見て、何でも感じて、何かを考える材料を仕入れる」ことでした。短い時間の中でしたが十分にその目的は果たせました。

訪問地はエジンバラグラスゴーマンチェスターリバプールコベントリーストラットフォード・アポン・エイボンオックスフォード、ケンブリッジ、ロンドン、カンタベリー、湖水地方やコッツウォルズ地方。2週間弱で走行距離は約1,200キロ、毎日100キロから200キロを車で移動し、毎日3時間から6時間は街の中を歩き回りました。

主に見て回ったのは流通小売業(デパート・スーパー・ショッピングモール・専門店など)、飲食業(イギリス・中華・日本・その他エスニック料理)、観光施設及び観光地。その中で気づいたことがいくつかありましたので列記してみます。

1. スコットランドから南部イングランドまで、街の中心地区は殆ど同じ姿、日本における郊外型SCのように、特定のデベロッパーによるモールが一様に同じ店を並べている。

2. 衣料品などはどこでも低価格の店が中心になっているが、街を行く車はマセラッティやベントレー、ポルシェなど高額車が目立ち、階層化がさらに進んでいるように見えた。

3. 食品売り場では”British beaf, British polk, British chiken”と「英国産」の表示が目立ち、日本と同様の傾向”Buy America”のように内向き化が進んでいるのか。

4. 特に工業都市でグラスゴー、マンチェスター、コベントリー、ロンドン(バーミンガムも)でマルチエスニック(多人種化)が進む、ロンドンの地下鉄では英語が聞こえない。

5. どこに行っても日本人の姿が見えない、観光地はどこも東西ヨーロッパ言語が溢れ、学生の姿も多い。かつてのノーキョーパワーや春休みの学生旅行は今いずこの
感あり。

一方で変わらないものは変わらない。20代の後半に長田が暫く滞在したケンブリッジのYMCAは当時のまま。大学は15世紀の建物がそのままの姿で今も学問の府として機能している。

私たちも変わらないものを持ちながら、日々変化し、成長していきたいと思います。
今年度が皆様にとっても、私たちにとっても意義ある年度になりますように。

長田&早嶋



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