早嶋です。
インドのタタ自動車が実売価格30万円を下回る自動車｢NANO｣の正式発表を行いました。NANOのコンセプトはPepole’s car。より一般庶民にも身近な車！です。このコンセプト通り価格は1ラークインドルピー（10万ルピー）で約27万8000円です。
発展途上国に行くと移動手段としては車よりも2輪車が目立ちます。そして、2輪車といっても、日本では考えられない活用法をされています。子供を前に乗せて父親がハンドルを握り、母親はバイクの後部座席に座り背中には赤ちゃんを背負う。
NANOが開発される背景に、このような危険な移動をどうにか回避することができないだろうか？という考えがあったと思います。もっと安全に全天候型の移動手段を実現したい！しかも低価格で。
タタ自動車はNANOの開発には4年の歳月を費やしています。まさに、インド国民のためにPepole’s carのコンセプトのもと、全社一丸で開発したのでしょう。
