足の裏に付いた米粒

2009年1月8日 木曜日

早嶋です。

本日は、名古屋から始まり午後東京、夕方横浜です。

資格は足の裏に付いた米粒と同じだ!という人がいます。これは何を意味するのでしょう?ブログ「おかずと米粒」でお米のたとえを書きましたので、今回はネガティブなたとえを。

なぜ、資格が足の裏に付いた米粒と同じか?それは、取っても食えないからです。世の中が不況になると、資格取得のためのビジネスがはやります。何か資格を持っていれば安泰だろう!という考えからです。しかし、資格を持っている~と言ってビジネスで食えるという発想は安直すぎると思います。

資格を取得することは手段であり、目的ではありません。何でもいいから資格を持っておけば・・・と考える方は、その資格が何を意味するのか?何に役に立つのか?を考えることはないでしょう。また、もし考えていたとしても、資格を取っている段階において、いつの間にか取ることがゴールになるのです。

これは、日本における大学や修士大学とにています。大学に行って何をするのか?修士課程で学んで将来何に役立てるのか?これが不明確になり、いつしか大学入試が目的になっているような感じをうけます。

資格を取得することや、大学自体を否定するコメントではありません。ポイントは、何のために?という目的を明らかにして取り組むことです。



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