消費者の姿

2006年3月31日 金曜日

早嶋です。

新規顧客を集客するとき、新商品やサービスを提供するときなど、対象となる消費者を考える必要があります。しかし、最近は特定の顧客の姿を捉えることが難しくなっています。これは、世の中にモノが溢れていることや、情報の伝わる速度や、情報量が増加したこと、技術進歩の革新と様々な理由が考えられます。

マーケティングの本でよく紹介される話に、The blind men and the elephantというのがあります。これは、インドの神話を消費者の姿に例えた話です。

昔、インドに目の見えない人が住んでいる村がありました。その村に大きな象がやってきました。目の見えない人たちは、象であることが分からないで、皆それぞれ、想像しています。
 ある人は、象の体を触って、「おおきな壁だ」と。
 ある人は、象の牙を触って、「大きな楯だ」と。
 ある人は、象の鼻を触って、「大きな蛇だ」と。
 ある人は、象の足を触って、「大きな木だ」と。
 ある人は、象の耳を触って、「大きなうちわだ」と。

現在の顧客も、インドの神話と同じように、色々な特性を持っています。
企業として重要な事は、このような顧客をどのように分析していくかです。世の中で色々と研究されている手法を使うことで、効率的に調べることができます。

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