早嶋です。
ブログ「コストコ」で不況でも売上を伸ばす企業についてコメントしました。米国の小売チェーン大手のウォルマートもその一つでしょう。
今朝の紙面では、8月から10月期(09年1月期の第3四半期)の決算は米国外の業績が好調だったことより9.8%の増益とありました。11月から1月の第4四半期はドル高の影響から控えめな見通しをしていますが、それでも米国での売上は1%から3%の伸びを見込んでいます。
景気減速の中、家庭の出費を抑えている中、EDLP(Everyday Low Price)を売りにしているウォルマートや同業他社は伸びています。ウォルマートの積極的な価格戦略が継続的に消費者の共感を呼んでいるのでしょう。
一方で、東京ではミシュランガイド東京2009が21日に販売されます。この本は去年東京に上陸して料理本では異例の27万部のヒット作となったガイドブック、ミシュランガイドの東京版です。
景気が落ち込んだ今年は?以外にも類似本が続々発売されるよていです。ミシュランと並び、世界的に知られているザガット・サーベイも東京版、関西版と続き来年の3月には長野版を発売します。
景気が悪く、節約をしっぱなしなので、手の届く贅沢を!ということでメリハリのある消費傾向がますます如実になってきているのでしょうね。