コーチング

2008年10月31日 金曜日

早嶋です。

午前中、今後のビズナビのビジネスパートナーとしてご協力いただける方と打ち合わせを行いました。とてもすばらしい方でもビジネス経験も豊富な方です。今後、HPやブログで紹介させていただきますね。

紺屋の白袴さて、その打ち合わせの中でコーチングについて議論をしていたので、そのお話を共有しましょう。ポイントは、コーチングは誰でも出来るか?という点において、少なくともビジネス・コーチについてはNo!ということです。

コーチングとは、人材開発のための手法で10年くらい前より日本でも導入されるようになりました。語源は、COACHで元々は場所を意味します。馬車が人を目的地に運ぶことから、コーチンを受けるクライアントを目標達成に導く人、を指すようになります。身近なところでは、近所のスポーツ教室のコーチやビジネスにおいてはビジネス・コーチなどです。いずれの場合も個人や組織の目標達成の援助をしてくれる人です。

コーチングのすばらしいところは、教えるのではなく、相手の考えを引き出したり導いたり、整理したりするとこです。従って、多くの場合、答えというものは相手の心の中にあると考えられます。この部分だけを聞くと必ずといって良いほど誤解が生じます。「コーチングって、相手の答えを引き出すことだから、誰でも出来る!」とおいう内容です。果たしてそうでしょうか?

質問を行いながら、相手に考えてもらう。その中で相手の考えを整理したり、導いたり、全く違う視点から考えてもらったりする。そうやって、相手の答えを引き出していく。つまり、コーチする側としてはコーチングする内容に関して、十分にティーチできることが重要なのです。そして、提供する手法としてコーチンを行うこと。

少なくとも、ビジネスの経験が無い人がビジネス・コーチを出来るか?といえば簡単に想像がつくでしょう。但し、コーチングを受けたクライアントが最終的に望む結果を出しさえすれば上記の話しは一切関係ないでしょう。

これは、全てにおいてそうですが、成果が出ればGood、プロセスは重要だけどね・・・。です。強い相撲取りは誰か?相撲が上手い相撲取りではなく、土俵で勝った相撲取りだ!ということです。



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