質問する①

2009年8月20日 木曜日

コーチングの基本スキルは「聴く」「承認する」「確認する」「説明する」「質問する」「要求・アドバイスする」の大きく6つに分けることができます。

今回はコーチングの6つの基本スキルの「質問する」についてです。

質問は大きく3つの種類に分けることができます。

1.オープン型(自由回答型)質問: 5W1Hを入れた質問
2.クローズ型質問:        Yes/Noで答えられる質問
3.選択型質問:          選択肢から選ぶ質問

いずれの場合もコーチングにおける質問は、問題意識を呼び起こすことが目的となります。問題意識を持つということは、あるべき姿と現状とのギャップを認識することです。

「本当はどうしたいのか。そして、今、どこにいるのか。」この2つを質問によって明確にしてあげることなのです。

そして、質問をしたら黙ることも大事です。質問をしても、すぐに答えが返ってこない場合、こちらから答えを言ってしまうことがあります。

部下は考え中なのかもしれませんし、答えをすぐに出すと、「答えは上司考えてくれる」という思考パターンになってしまいます。

今回のやってみよう:
『5W1Hを取り入れた効果的な質問をし、質問をした後は、相手を信頼し沈黙を保ってみよう!』

早嶋 聡史(はやしま さとし)

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