さかさまに出来るビジネスモデル

2009年12月8日 火曜日

通常、お金を払っているけれども、もらう事を考えられないでしょうか?あるいは、お金をもらっているけれども、払わなければならない事って無いでしょうか?

例えば、ライブ会場では出場するバンドにお金を支払っていますが、ライブ会場で歌いたいアマチュアバンドからは逆にお金をもらっています。

例えば、中国の一部の医師は、担当する患者さんが健康であれば報酬をもらえるそうですが、彼ら彼女らが病気になれば報酬が減額されるのです。患者さんの健康状態によって報酬が決まるというシステムです。

例えば、デンマークにあるスポーツジムでは、会員が少なくとも週に1回来店すれば会費が無料になります。しかし、1週間に1度でも足を運ばなければ、その月の会費を全額納めなければなりません。このプログラムは、効果絶大だとか。毎週通うことで、会員さんのトレーニング効果がでますし、ジムが好きになります。しかし、必ず1週間の間に来店する事ができなくなる日があり、会費はちゃんと支払われるそうです。しかし、その時は、自分がいかなかったのだから仕方が無い!と潔く払い、いかないジムに会費を払うよりは退会しよう!といういインセンティブをうまく消すことに成功したのです。

例えば、オーディション会場費。あるフリーペーパー雑誌は、子供の写真を表紙に載せるときに、毎回オーディションを開催して素人の子供を集めて写真大会を行っています。通常は、オーディション会場の費用はオーディションを主宰する側が払うのでしょうが、このフリーペーパーは逆です。オーディションを主宰する会場側からお金を頂いているのです。理由は、なるほどです。毎回、オーディションには300組以上の親子が参加します。下手に広告を打つよりは、オーディションを行ってもらった方がお客さんが来るという寸法です。因みに、オーディション会場は近郊のショッピングモールなど、親子が集まってもらうとうれしい人たちが対象です。

このようなさかさまのビジネスモデル、他にはどのようなものが有るでしょうか?発想を転換する事によって、ブルーオーシャンを作る事が出来るかも!



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