背景
数年前から弊社と取引のある研修企画会社様から、新テーマ「情報収集と行動」の研修依頼を頂きました。
当初は集合研修の予定でしたが、コロナ禍へ対応してzoom活用によるオンライン研修に変更して取り組みました。
受講者は、国内各地でテレワーク業務実施中の若手と中堅クラス20名。
テレワーク経験豊富かつITスキルが高い受講者のため、オンライン研修の導入には問題なく実施に至りました。
支援内容
●「情報収集、行動」とは何か
・目的の達成に向けて課題解決に取り組むうえで、原因や課題の事実となる情報を収集するスキルについて図を見せながら説明しました。
・頭で考えたことを論理的に整理しながら言語化する思考力、課題を主体的に解決していくマインド、行動しなければ成果は出ない。行動による仮説検証のスキルについて図を見せながら説明しました。
●なぜ、若手や中堅社員に情報収集力と行動力が必要なのか。
・ビジネスの環境変化が速く大きい時代には、管理職や経営層だけでなく若手と中堅社員も主体的に課題解決していく行動力が必要であることを説明しました。
●どのように、情報収集から課題解決と行動に取り組むのか。
・今回の研修では、受講者に目的志向を意識して頂くため、ギャップの問題が個人ごとの小さな問題の場合は、上の視点(1階層から2階層上げての視点、視野の広さ、経営方針に近づけることを目的)で問題を見直し課題を解決していくことを講師から指示しました。
・次に、各自の課題発見に向けて情報収集の仕方について説明しました。
・情報収集では、3Cのフレームワーク活用技術について説明し、実際に受講者がインターネット検索により「顧客・市場、競合、自社」について事実情報を各自で収集して頂きました。
・情報収集前の事前準備や具体的な調査会社まで講師から説明しました。
・情報収集後には、3Cのフレームワークを活用して論理的に要約しながら課題の結論出しを行い、グループ共有と全体共有に取り組みました。
・最後は、解決策まで主体的に考えることで行動につなげていく考え方、解決策の具体的なアイデアを実行し仮説検証していくことを講師から説明し研修を終了しました。
●講師 シニア・コンサルタント 原秀治
クライアント様の声
・行動につなげるためには、目的から考える目的志向が必要であることが理解できました。
・意味なく情報収集するのではなく、何の調査を目的に情報収集するのか。どのような情報を収集したらいいのかを事前に考えることの必要性が理解できました。
・情報を論理的に整理していく手法を実践的に学ぶことができました。
・問題に対して、情報収集と整理しながら課題を発見していくプロセスを学ぶことができました。
・インターネット検索を活用してのリアルタイムな内容でした。オンライン研修ならではのカリキュラム内容で実践的でした。