背景
普段、部下との人間関係を築いている自身の在り方、コミュニケーションの取り方まで理解していただけることを考え、”アンガーマネジメントにも活かせる” プログラムを作成しました。具体的には、部下指導において切り離しづらい”怒り”という感情に焦点をあて、管理者個人の他者に接する話し方・怒りやすい傾向があるかどうか等を客観的に捉え、”怒り” の特性を理解した上で、それらの感情のコントロールの仕方を学びいただきます。また、相手の意見や考えを尊重しながら、自身の考えや思いを伝えるための、日常的に実践できるコミュニケーションの取り方やノウハウのヒントを習得していただきます。受講生には、新人研修を担当するのでコミュニケーションスキルの指導に活かしたいというニーズもありその点についても考慮して実施しました。
支援内容
【日数】1日間 10時から17時
【対象】管理者 20代後半から30代 合計約15名
【概要】
●研修内容
1.問題・課題の洗い出し
・自身の部下への接し方を振返り、最近、気になっている点を振り返る
・職場での部下指導において関係がうまくいっているかどうか等、問題点・課題点を整理する
2. 自己理解
・コミュニケーションシート実施
・現時点での他者とのコミュニケーションの在り方を客観的に分析する
3.他者との”対話”を分析する
・コミュニケーションの在り方が、”怒り”につながる傾向になっているかどうかチェックする
・仕事上のコミュニケーションの問題を意識し、どうやれば改善できるかについて整理する
・相手に不快感を与えす、そして、”怒り”に繋げず自分の伝えたいことを伝える”対話”の仕方を理解する
4.アンガーマネジメント
・アンガーマネジメントの基本知識を理解する
・3つのコントロールのやり方を習得する
・事例を出し合い職場での部下指導にどう活かすがグループで検討する
講師:安藤美智子
クライアント様の声
・最近イライラすることば多く、部下から怒っているんですか?と聞かれたことがあります。本日の研修の内容を少しずつ理解し、実施することでより良い職場環境を目指していきます
・怒りから行動までが短い傾向にある。怒るのではく叱ることができるように心がけたい
・自分がどういう人間なのかをふまえた上で、どのような対応をとれば良いかを考える
・自己分析で自身の見直しができた。”怒り”と”怒る“ のが別ものという認識がなったのでそれを知ることができて良かった
・相談された時に、理想を考えるのではなく、どうするべきかを考えさせて報告を受けるようにしたい。又、そこに達してない場合は具体的に指導したい
・今、できていないことは何か?をもう一度見直したい
・”嫌われなくない”と思わずに潔く伝える
・自分から関わり、自分から考える機会をつくる
・実際の場面でのトレーニングは難しいと思うが、頑張ってみます
・部下との関係で「思考のコントロール」は必要だと感じた
・怒らない技術ではなく、どう向き合うか、どう接するのかが重要だと感じた
・衝動をコントロールするために何をするかを決める
・自分のことが少し分かって良かった
・”怒り”を感情に任せにしていると良いことはないのだと思った
・コントロール手法、何気ない言葉に気をつけなかればと再確認した
・自分の感情がセルフチェックで客観的にしれて良かった
・怒りを感じた時、広い心を持ちつつ一度冷静になって発言をするようにしたい 他