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女性リーダー育成

概要
2016年 / 九州 / 教育業界
業務分野
企業研修
業務内容
女性リーダー育成 /

背景

今まで福岡地区を中心にして活動されていましたが、今後は、全国展開していきたいと相談がありました。その際に、事務が主の仕事で一つ一つ分担されている仕事を統合してやれるシステムにすると同時に人財育成をしていきたい、しかし、現場の女子社員の意識が管理職になりたくないという悩みをお持ちでした。そこで、まずは、研修とキャリアコンサルティングを受けて頂くことにしました。まずは、6か月の研修を実施し、個人別のキャリアコンサルティングなどをさせて頂きました。

支援内容

繁忙期以外の期間に研修とキャリアコンサルティングをセットで実施。研修では、今までのキャリアでの不満、不安を吐き出していただきます。その上で、今後のキャリアについて考えるという組み立てをしました。
なぜ、管理職になりたくないのか、管理職になるのに何がストッパ-になっているのか、または、今度どのようにキャリアを積んでいきたいのか等。中長期の視点で将来を考えるために、自身の指向性・価値観・パーソナリティー他について内観します。また、自身が何のために仕事をしているのか、今後、専門職としてやっていきたいのか、管理者としてやっていきたいのか整理をしていただきます。個別キャリアコンサルティングでは、本人が抱えている課題を傾聴し、前に進めない問題・課題点整理し、コーチングで目標を明確にし計画を立ます。実際のカリキュラムの抜粋は以下の通りです。

9:00 アイスブレイク・目的共有 参加者が議論を行いやすい場作りを実施
・自己紹介、各自目的を共有
※上記グループで実施
9:20 社会の変化とその影響 社会の変化、なぜ、女性活躍なのか、良い生涯を展望した「キャリア開発がなぜ必要なのか」について講義
10:00 個人作業(1)&グループ共有(1)頭・心の中を整理する 不安・不満・気になることを整理する
・個人で気になっていることを書き出し整理する
・その後、グループで毎に共有
※このセッションでは自分の課題について向きあう
11:00 グループワーク(1)(2)(3)&全員共有(1) ・今後のキャリアについて建設的な“テーマ”を決めて、そのテーマに沿ってグループ毎にシャッフルしてアイデアを出して全員で共有
・自己実現していくためにはどうしたらいいかを考える
*但し、各チームのリーダーは残る
12:10 昼食
13:00 個人作業(2)&ペアーワーク(1)
自己理解Ⅰ
内面からキャリアを考える作業&ペアーワーク
・欲求からキャリアを考える
*安藤が整理するのに必要な視点、考え方など適宜ファシリテーションする
14:00 個人作業(3)&ペアーワーク(2)
自己理解Ⅱ
内面からキャリアを考える作業&ペアーワーク
・自身が「大切にする価値」からキャリアを考える
※安藤が整理するのに必要な視点・考え方など適宜ファシリテーションする
15:00 個人作業(3) 中長期のプランを立てる
・人生にかかわる人々も含めた人生マップを考え、自分のキャリアの開発・職場にどう活かせるかを具体的に整理する。
16:00 全体共有(3) 最終的に個人のキャリプラン各チーム共有
16:40 振り返り・まとめ 学びを全員、チーム、個人で振り返る
17:20 連携事例紹介(事務局) ※安藤のファシリテーションを17:20まで連続して振り返りまで行います。17:20から事務局の時間をご使用下さい。

効果

今まで、人材育成という観点から女性のキャリア支援を行ってこなかった。受講者が各自自身の課題を整理しキャリアを前向きに考えるようになったと評価を受けました。
結果、次のような効果が得られました。

・参加者同士が自己開示することで、女性同士一体感を得ることができた。
・自身の自己認識を高めることで、違った視点で“キャリア”を考えることができた。
・グループ毎に、自身だけでなく企業との共生についてどう貢献できるかを考えていただくことで、客観的に 今後の“キャリア”を見直すことができた。
・継続して、リーダー育成対象向け研修と専門職としてのキャリアアップ研修、同時に個別キャリアコンサルティングを実施。

クライアント様の声

自身がなぜ、前に進めなかったのかが整理できた。

・もっと早くにこのような研修があったらよかったのに。
・日々の仕事でうまく人と関われない自分がいて、どうしたらいいのかが分からなかったのが、今回参加して自身の在り方を変えてみることが必要だと実感した。
・自身がジェネラル指向と気づいていなかった。改めて色々な角度から自分を見つめることで、自分が何を求めているのかをよく理解できた。
・人生について考えることもなかったが、どこかで逃げていたのかもしれない。今回、参加して自分が抱えていた課題に取り組むことができた。

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