背景
今回は、『現時点で管理者が部下指導をする際、パワハラ的な事象は発生していないが感情的になりやすい管理職が多い傾向がある。また、ほとんどの管理職がプレイングマネージャーとして勤務をしており、時間的な余裕が無いことでイライラしてしまう状況もある。管理職の従業員も基本的に真面目な性格の人間が多く、業務のストレスを発散できずに溜め込んでしまう傾向も見受けられる。他、傾聴や相手の意見を尊重することが苦手であること、部下に指示、指導をする場面でも、論理的に伝えることが出来ていないこともある』よって、今回の研修で、相手の意見や考えを尊重しながら、自身の考えや思いを部下に伝えられるヒントを本研修から得て欲しい』と相談がありました。そこで、テーマは「アンガーマネジメント研修」でしたが、管理者個人の他者に対する接し方・怒りやすい傾向があるかどうか等を客観的に理解すること、部下指導に活かすコミュニケーションの取り方、その上で”怒り”に焦点をあたて”怒り”の特性を理解していただきコントロールの仕方の習得とうプログラムを作成し実施しました。
支援内容
【日数】1日間 9 時から16時
【対象】30 代~50代(次長職・部長職 20名)
【概要】
●研修内容
1.コミュニケーションの在り方を振り返る
・どのような場面でコミュニケーションがうまくいないのかを整理する
・職場での部下指導においての問題点・課題点を再確認する
2. 自身のコミュニケーションの”クセ”を理解する
・テスト実施
・自身のコミュニケーションの在り方を客観的に知ることで”クセ”を認識する
・仕事上のコミュニケーションの問題を意識し、どうやれば改善できるかについて整理する
・相手に不快感を与えずに自分の伝えたいことを伝えるスキルを理解する
3.アンガーマネジメントとは
・アンガーマネジメントの基本知識を理解する
・3つのコントロールのやり方を習得する
クライアント様の声
・アサーティブトレーニングは実際とりいれてみたい
・衝動が起きた時の対処法をやってみる
・理想と現実のギャップをなくしていくについて、相手側の視点で考えてみる
・”怒り”については仕方ない(個人の個性)と思っていたが、考え方でコントロール可能だと思った
・自分が怒らない事で周りへの影響が変わることが理解できた。
・今後、部下、上司等に対してコミュニケーション・表現方法を心がけ人間関係の持ち方に活かしたい
・コミュニケーションの仕方について、相手のことを考えながら自分から提案していく
・自分の気持ち・考えを相手に伝えるようにし、相手の話も聞くようにする
・損得を優先とする考え方が非常に強いので、相手を思いやることも心がける
・怒りをコントロールしてきたいと認識した。表情や言葉に注意してきたい
・チーム力を発揮するために、相手を理解する尊重することを意識する
・日頃から感情をコントロールしていけるように気をつける
・今日の3つの対処法を意識することでスムーズにいくこともあるだろう
・相手の価値観を理解した上で尊重していきたいと思った
・上の人間に何もできない分、下の人間に当たる部下がいる。今日の対処法を指導したい
・自身の怒りの根元を見直す良い機会だった。仕事も家庭でもプライベートでも活用できそう
・3つの表現方法「4段階法」を活用し、人によって表現方法を変えてみる
・とても勉強になった。今後の業務に役たそう
・自身の考え方を見直し、自らかたりかけることを今まで以上に実施していきたい
・日々の業務及び生活で忘れかけていたことを認識できた
他