背景
同大学の教授・准教授の方々と県や国の仕事をしている際に、代表の早嶋の考え方や仕事に対してのスタイルを学生に話て欲しいというきっかけから、昨年より、導入教育として実施させて頂いています。内容は2年間の学びのためのポイントや、今後の目標設定、それから論理的な思考の仕方についてです。
支援内容
2年間MBAで学ぶための意識やアタマの整理の仕方について1日かけて講義をさせて頂きます。午前中は、人間の思考の癖や特徴をゲームや演習を通じて体験します。
基本的に、我々は考える以前に思いつきが先行します。そこで常に思いつきかも知れないと意識することで、思考や視点を広げやすくなります。論理思考ではこれをゼロベースといいます。
ゼロベースを習得した場合、思考の広がりに関心がいきます。では、どこまで思考や視点を広げれば良いのかという質問です。ここに対してはMECEという概念を提供して、思考や視点の広がりをモレなくダブりなく整理する手法をお伝えします。
そのためのポイントに、言語化と構造化があります。これらを活用しやすくするために、ベン図、ツリー構造、マトリクス、フローの4種類の基本を整理します。
ただ、これまで伝えた内容は仮説にしか過ぎません。従って、常に実際に実行を行い検証することの重要性をお伝えします。仮説を立てる際も概念を構造化して、不明な点は前提を置きます。また、定量的な思考に対してはフェルミ推定の考え方をベースに仮説を立てる考え方やポイントをお伝えします。
上記が理解できると、未知の概念やこれまで学習も経験をしたことが無いことに対しても、ある程度自説を持ちながら仮説と検証を繰り返すことで身につけていく、或いは切り開くことが容易になります。
クライアント様の声
アンケートの評価が高く、次年度も同様の時期に、同様の導入教育を依頼されています。